私はアメリカに来てから、ほぼ毎日のようUBERを使っていました。ただ、毎回呼ぶのは少し手間なのと、それなりにお金もかかります。さらに1歳の娘がイヤイヤ暴れて、10分以上乗るのが辛くなってきました。。
家も決まり、引っ越しを終えたあたりで、ようやく車の購入を検討することに。
アメリカ駐在員は、どうやって車を準備する?
周りの方の話を聞くと、新車か中古車を一括で購入するケースが多いようです。前任者から譲り受けるというラッキーなケースもあるとか。私たちは、赴任前後でなにかと支出が重なる時期なので、さらに日本からまとまったお金を送金して車を買うのには抵抗がありました。できることならリースしたいところですが、周りにやったことのある知り合いもいないし、ネットで調べても赴任直後でクレジットヒストリーがない状態では難しそうかな…
と思っていたら、たまたま同じ時期にヨーロッパから駐在に来た旦那の同僚がリースをするとのこと。メーカーによっては駐在員向けのプログラムがあり、ヒストリーがなくてもリースをしてくれるとか。希望の光が見えてきました!
駐在員向けのリースプログラム
基本的にヨーロッパ系のメーカーはどこでもこのプログラムがありました。直接確認したのはVolvo、BMW、Volkswagenの3つですが、MercedesとAudiにもあるらしいです。
価格はリースの期間と走行距離によって変わってきます。36ヶ月、36,000マイルのリースだと、どこも車の価格の10%の前金と毎月1%の支払い、といった価格設定でした。(マイルを超過した分は、後払いが可能ですが、少し割高です)
合計で購入価格の半額弱を払うことになります。新車での購入と同じ扱いなので、期間中のメンテナンスやロードサービスなどは込み。基本的に価格は固定なのでほぼ交渉もなく、どこもサクッと見積書を出してくれました。
せっかくなので日本車もと思い、気になっていたスバルにも車を見に行きました。こちらは特に駐在員向けのプログラムはない様子。試乗して車は気に入ったのですが、リースの見積をお願いしても、見積書は出してもらえず、口頭で価格を言われるだけ…他のメーカーより定価がリーズナブルな割には価格差がないし、リース出来る保証がないのに交渉に時間は掛けたくないしで、残念ながら今回は見送りました。。
リースに必要な手続き
必要な書類は、会社の雇用証明のレター、パスポート、VISA、I-94、免許証。これらがあればクレジットヒストリーはなくても契約出来ます。
雇用証明のレターについては銀行口座開設の際に書きましたが、駐在員向けのプログラムなので、派遣元の親会社の情報や、見込みの赴任期間、見込みの年収の記載も必要になります。ちなみに免許証は国際免許でもOK!
あとは、車の引き取りまでに保険の契約が必要です。保険は現地の免許が基本なので、国際免許の場合は選べる保険が少ない…。。当然夫婦で保険を掛けないといけないのですが、どちらかだけだも国際免許だと選択肢が限られます。
ここは国際免許でもオンラインで見積出来て、一番安かったProgressiveで決めました。
日本と違い、アメリカでは車はディーラーの在庫の中から選ぶのが基本です。希望の車種や色、仕様を伝えれば、在庫の中から候補を出してくれます。(在庫になくても近くのディーラーから探してくれることも。)
在庫も同じ車種で何十台とあるので、色もオプションも実物を見て決められるのは良かったです。通常の購入と同じく試乗も可能、何なら欲しい車そのものに乗れちゃいます。
車を決めに行こう!
この週末に決めようかな、という土曜日の朝から2件見に行って、欲しい車に目星をつけて、一旦家に帰って考えてから、夕方もう一度戻って契約。
契約手続きをして、待ち時間に携帯Progressiveで手続きを済ませ、クレジットカードで前金を払い、2時間ちょっとで乗って帰ることができました。日本では考えられないスピード感!
私はあまり車に興味がないのですが、旦那は車大好きなので、数年で色んな車を試せるリースは我が家には合っているかも。ただ、駐在期間が短くなっても安くなるわけではありませんし、長くなったらまた別の車をリースしなければいけないので、合う合わないはあると思います。
私は何より車が手に入って、すごく快適になりました〜(^ ^)
追記 2022.10
その3年後、リース期間終了を迎えて新しい車を、と思ったのですが、コロナで車の価格が高騰しており、新しくリースできる車がすごく割高になってしまい…結局その車を購入することとなりました。色んな車が試せるかと思いましたが、何が起こるか分からないものです。。